タコ釣りのエギでの釣り方【船】
その後、糸ふけを取ります。
誘い方には、ちょっとしたコツがあります。
基本は、「オモリを寝かす」「オモリを立てる」の繰り返しです。
竿を上下にシャクッて誘うのですが、シャクリ幅を小さくソフトにすることが重要です。
シャクる回数は、基本的には5〜6回でよいです。
多い時は10回ほど誘います。
回数は、いろいろやってみてタコの反応のよいものを採用します。
オモリが底から離れないように誘うことが重要です。
このような誘いをかけると、エギは次のような動きを取ります。
オモリを寝かすことによって、エギの頭は下を向いた状態になり、オモリを立てることによって、エギの頭が浮き上がります。
誘いをかけた時に、エギがフワフワと揺れるように動きます。
これが、タコには大きなアピールとなるのです。
たまに竿をいっぱいまで持ち上げて落とす(リフト&フォール)とよいです。
タコは落ちてくるものに好反応を示すためです。
タコが小さい場合や活性がそれほど高くない場合は、エギを止めて待つ(ステイ)のもよいです。
誘っては止めを繰り返します。
どのような誘いがよいのかは、日によって異なります。
そのため、いろいろと試してみることが大切です。
潮が速い時・流れていない時に注意すること!
潮が速くても、ラインをあまり送り出さないようにします。
送り出してしまうと、どんどん船から離れて行ってしまいます。
これでは釣りになりません。
できるだけ仕掛けが真下にくるような釣り方を心掛けます。
それには、オモリを定期的に上下させるようにします。
たまに大きく持ち上げて落とすとよいです。
逆に、潮がほとんど流れていない時は、軽く前方へキャストストして引いてくるとよいです。
このようにすることで、広く探ることができます。
潮が流れていないと、船も流れません。
真下へ落としただけでは、同じポイントでずっと誘っていることになってしまいます。
真下にタコがいなければ、まったく釣れません。
エギを沈めて誘ってもまったく当たりがなければ、仕掛けを回収して再び落とし込むとよいです。
数m巻き上げてから落としてもOKです。
仕掛けを落とし直すことで、タコにアピールすることができます。
上で、潮がほとんど流れていない時には、軽く前方へキャストした方がよいというお話をさせていただきました。
もちろん、潮が流れている時にも有効です。
キャストすることで、広範囲を探ることができます。
真下で釣れない場合は、どんどんキャスとした方がよいです。
乗合船では、前方にだけキャストするようにします。
他の釣り人の前へはキャスとしないようにしましょう。
さらに、エギを交換するとよいです。
エギのカラーは非常に重要です。
カラーによって、タコの反応がまったく異なることが多いです。
その日のヒットカラーを早く見つけるようにします。
当たりがあれば、基本的には竿を立てて強めに合わせるとよいです。
重くなったと感じれば合わせればOKです。
うまく乗らない場合は、竿先を下げて海面近くまでいけば合わせるようにします。
このようにすることで、しっかり抱かせることができて、バレにくくなります。
送り込むことで確実に掛けるのです。
なお、リールのドラグは必ず強めに締めておいてください。
しっかりと締めておかないと、ドラグが滑ってバレてしまいます。
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タコエギ釣りの人気の仕掛け
今までは、エギを1個しか付けませんでした。
しかし、現在はエギの2〜3個付けが人気になっています。
テレビの釣り番組でも、よく見かけます。
(イメージ)
メリットはいくつか挙げられます。
- エギが2個付いているので、アピール力がアップします。
- 同時に2個のエギを使えるので、その日のヒットカラーを見つけやすいです。
- さまざまなバリエーションが楽しめます。(エギ2個、エギ+スッテ、スッテ2個など)
- 2個のエギが付いているので、バレにくくなります。
人気が出るのも頷けます。
もうやるしかないですね。
仕掛けを準備する時には、専用のスイベルを使うとよいです。
本当に簡単です。
サイズ |
入り数 |
強度 |
重さ |
---|---|---|---|
S |
2 |
18kg |
2.1g |
M |
3.3g |
||
L |
4.4g |
(メーカーHPより)
人気急上昇中の商品です。
エギの踊るようなアクションを実現してくれる商品です。
2本用と3本用から選ぶことができます。
こちらの方がおすすめです。
参考動画
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