明石タコには絶滅の危機があった
今では日本一のタコの水揚げを誇っている明石ですが、衝撃の事実が。
何と、1度絶滅の危機があったというのです。
昭和38年の1月から2月にかけて、明石海峡一帯を大寒波が襲いました。
これを、明石では「サンパチ冷害」と呼ぶそうです。
明石海峡の水温が4℃まで低下したそうです。
タコは5℃までしか生きられないため、ほとんど死滅してしまったといいます。
そこで熊本県の天草から、メスのタコを運んできて放流したというのです。
何と、その数3万7千匹(10トン)にもなるそうです。
明石のタコが復活したのは、放流したからだけではありません。
通常、タコの産卵は8月から10月です。
しかし、熊本からやって来たタコは年間を通して産卵するのだといいます。
これにより、タコが爆発的に増えていったのだそうです。
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